プラークコントロールとは
プラークコントロールという言葉を、テレビCMなどで耳にすることがあると思います。
歯周病予防に効果的であることは広く知られていますが、では具体的に何を目的に、どうやって行うものなのでしょうか?
プラークコントロールの目的
プラークコントロールとは、プラーク(歯垢)の量を減らすようコントロール(調整)するという意味です。
よく歯ブラシや歯磨き粉のCMなどで使用される言葉なので、プラークコントロール=歯磨きと思っている人が多いのですが、実際には、プラークを減らすためのさまざまな手段の総称であり、歯磨きだけを指す言葉ではありません。
プラーク(歯垢)は、歯の表面に付着している黄白色の粘質性をもった物質のことです。
こちらも食べかすと間違われることがありますが、実際には細菌の塊のようなものです。
歯垢の中にある細菌にはさまざまなものがありますが、このうちのひとつに歯周病を起こさせる歯周病菌が存在しています。
歯垢は食べかすなどに付着すると、どんどん繁殖し、量を何倍にも増やしていき、やがて歯周病を引き起こします。
プラークコントロールは、歯周病の発生を防ぐために、原因となる歯垢の量を減らす予防対策の一種なのです。
プラークコントロールの種類
プラークコントロールと言うと歯磨きを思い出す人が多いと思いますが、そのほかにもさまざまなプラークコントロールが存在します。
・歯磨き
最もスタンダードなプラークコントロールです。
毎日の念入りな歯磨きは、歯周病予防にはとても大切なことです。
プラークは、除去せずに放っておくと、すぐに唾液中のカルシウム成分と結合し、わずか2日で歯石に変化します。
歯石はプラークと違って硬いので、歯磨きで除去するのが困難になるばかりか、細菌の格好の住みかとなり、歯周病を誘発します。
歯石になる前に歯垢をしっかり取り除くには、毎日の歯磨きは欠かせません。
また、歯周病予防に特価された歯磨き粉や歯磨きジェルを使用すると理想的です。
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・規則正しい食生活
1日2食しか食べない、食べる時間がバラバラ、間食が多いなどの不規則な食生活は、プラークを付きやすくする原因となります。
また、プラークは糖分の多いものを好んで付着する傾向にあるので、甘いものの食べすぎは控えるようにしましょう。
・歯石の除去
歯石は細菌の温床となり、歯ブラシだけでは取りにくく、歯周ポケットに入り込んでしまうと、さらに除去しづらくなります。
また、歯石が歯の表面に付着すると、ざらざらした凹凸ができ、プラークが付着しやすくなります。
定期的に歯科医にスケーリング(歯石の除去)を行ってもらうことも立派なプラークコントロールです。
・虫歯の治療
虫歯になると、歯が削れたり欠けたりし、凹凸ができてしまいます。
この凹凸にはプラークが付着しやすく、食べかすなども詰まります。
虫歯を治療し、凹凸をなくすことで、プラークも食べかすも付着しにくい状態を作ることが大切です。
