歯磨きの方法

歯磨きの正しいやり方

歯周病のもととなる歯垢を落とすには、毎日の歯磨きが有効です。

歯垢は放っておくと2日ほどで歯石となり、こうなると歯ブラシによるブラッシングだけでは除去できなくなってしまいます。

できれば毎食後、最低でも朝晩2回は念入りに歯を磨くよう心がけましょう。

そして、正しい方法で歯磨きをすることも大切です。ただ慢性的にブラッシングしていると、磨けているところと磨けていないところに差が出てしまいがちです。

正しい歯磨き方法を身につけ、効率よく歯垢を落としましょう。

歯ブラシの選び方

正しい歯磨き方法の前に、肝心の歯ブラシを選びましょう。歯ブラシには、硬さや形状などいろいろな種類があります。

その中でも汚れを落としやすいものとしておすすめなのは、毛足がストレートタイプのもので長さは1.3cm前後くらい、毛束同士の間隔が適度に開いていて、3~4列になっているもの。そして、硬さは「ふつう」と表示されているタイプのものを選びます。

  • 毛足はストレートタイプ
  • 長さは1.3cm前後
  • 毛束同士の間隔が適度に開いているもの
  • 毛束は3~4列
  • 硬さは「ふつう」表示のもの(すでに歯周病の方は「やわらかい」タイプ)

ただし、現在歯周病にかかっている人は、少しの刺激でも歯肉を傷めてしまうので、「やわらかい」タイプを使用します。

症状が改善し、歯ブラシを歯肉に当てても痛みを感じなくなったら「ふつう」タイプのものに乗り替えます。

ブラシ部分の大きさについては「隅々まで磨けるから」という理由で、あえて子供用のブラシを使ったりする人もいるようですが、成人の歯の場合、適度な大きさがないと歯磨きの効率が悪く、むやみにこすりすぎたりする傾向があります。

段差部分や狭い部分に局所的に使用するのは構いませんが、全体的に使用する歯ブラシは、やはり成人用のものを使用するようにしましょう。

歯の磨き方

歯を磨く際、気をつけるべきポイントは

  • 1本ずつ磨くよう心がける
  • 歯の向きに合わせて、歯ブラシの持ち方や角度を変える
  • ストロークは小さく
  • 力を入れすぎない

以上の4点です。これらのポイントを留意しながら、奥歯から手前に、一筆書きを描くように磨いていきます。

順番を決めておかないと、磨き残しが出てきてしまいます。以下に歯磨きの順番と、正しい磨き方の一例を挙げますので、参考にしてください。

1.上の歯の外側を磨く

上の歯の外側を、外周と内周で一筆書きにするように磨きます。

外周は口を半分閉じながら歯ブラシを横にして磨き、内周も歯に対して平行になるよう歯ブラシを当てながら磨いていきます。

上の前歯の内側は横にすると磨きにくいので、歯ブラシを立てに持ち替え、先端部を使って小刻みに磨くようにしましょう。

2.上の歯の断面を磨く

歯の断面部分を磨きます。力を入れすぎず、少しずつ移動しながら念入りに磨いていきます。

3.下の歯の外側を磨く

下の歯の外周・内周を磨きます。

基本は上の歯と同じですが、奥歯の内側は口を大きく開けて歯ブラシを斜めに入れるようにして磨くと磨き残しが少なくなります。

4.下の歯の断面を磨く

下の歯の断面を磨きます。上の歯を磨くときより自然と力が入りやすいので、特に意識して、優しく丁寧に磨くよう心がけます。

自分に合った歯磨き方法を

以上が一般的な歯の磨き方ですが、歯は個人によって並び方やサイズが違うため、その人にとってのベストな歯磨き方法はそれぞれ異なっています。

最もよい方法は、歯科にて、歯科医や歯科衛生士に歯磨きについて指導を受けることです。

歯科医や歯科衛生士は、あなたの歯に合った磨き方を、実際に歯ブラシを使って教えてくれます。

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